当時の“anan”は今のananと内容が全く違い、おしゃれな女性のファッションを中心とした「衣食住+トラベル&エンターテインメント」のライフスタイル雑誌でした。ライバル誌の“non-no”とは読者層が違いました。ananは都会的で洗練されたクールな女性が多かったように思えます。ひきかえ“non-no”は、お嬢様スタイルの可愛らしさのある雰囲気の人や感性を好む女性に支持されていました。
“anan”の表紙には、正面向きにどたっと座ったパンダがトレードマークとしてあります。これは、イラストレーター大橋歩さんが描かれたものです。そして、読者ページの「アンアン・ミニコミ」では、様々なパンダの絵が投稿されていました。そうしたなかの一人がいつのまにか読者ページの顔のパンダを描くことになったのです。それが、パンツ屋エディなのです。
1970年代、雑誌「アンアン」の読者ページ「アンアン・ミニコミ」で絵を描いていた「パンツ屋エディ」という名のクリエイターがいました。
1976年(昭和51年)
<社会の動き>
・ベトナム戦争終結 ・新幹線博多まで延長運転 ・フリスビー日本上陸 ・カルビーポテトチップス発売 ・ローソン1号店開店(大阪) ・アップルコンピュータ設立 ・初めてのドライブスルー登場 ・キャロル解散 ・ザ・ピーナッツ引退 ・3億円事件時効
●この月は、スペシャルで「アンアンミニコミ」各ページにもカットが掲載された。
1976年9月5日号 154号
- 「絵」は随時、追加して参ります。よろしくお願い致します。